<   2014年 11月 ( 2 )   > この月の画像一覧   

14年11月例会作品   

◆ 長閑なひと時 渡辺澄晴
仲良くパソコンを操作する男女の離れた後ろで、のんびりと二人を見つめるライオン。のどかな光景です。
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◆ 初霜  大川元一
今月からは「は」行です。「初霜や 畑の端に 生えし針」 昨年の11月、拙宅の向かいの小さな畑の端に霜柱が立っていました。まるで針のようで、ふと針地獄を連想しました。浮世は針地獄よりも厳しいのかも知れません。
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◆ 水辺の鳥  臼木敏夫
水の青さに染まりそう・・・
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◆ 不気味な窓  高橋一弘
ポルトガルのエヴォラにある人骨でできた教会です。不気味さを表現したくて、色相をブルーに変更しました。
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◆ 濱 ぶら  加藤豁子
画像に、その前に駐車中の車の映り込みを重ねました。
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◆ スパイラルホール  荒城優子
「平凡なものを、わたしは歌う。平凡な昼と夜と、平凡な大地と水を、」 Walt Whitman
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◆ 用心棒  渡部義範
朝顔が咲き、蟷螂が現れ、今日の一日が始まりました。蟷螂は用心棒のつもりの様です。
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◆ 散歩道  前島文子
花の国を散歩している姿を油絵風にして見ました。
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◆ かぼちゃブラザーズ  早瀬美枝
ハローウィーンにちなんだ、面白い写真が撮れました。
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◆ 慈しみの手  安田達也
面神楽保存会の神楽師たちが、いなりっこ発表会のハレ舞台に出る子供達を、温かく送りだします。
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◆ 工事中  佐藤正二
世間の目を見張るビルを目指し金色・金箔に仕上げ中の黄金のビル
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◆ バブル崩壊  腰高和雄
野毛大道芸2014の金粉ショーと、ビルの背景を組み合わせ
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◆ パピプペ、ヘンシン、パンプキン  古殿絹枝
思いつくままに作った、ポップなハローウィンカード。
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◆ 山古志幻想  谷口勝太郎
棚田の原画に雲とモデル画像を合成させました。
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◆ 未来庭園 眺望  芦川福男
シンガポールで未来志向の動きを随所で発見。写真の庭園もしかり。夜景は、まさにFestive Colours(お祭りの色彩)。眺望ポイントは、近隣の植物園でした。この植物園はガラス張り楕円の特別設計で、草木保存にふさわしい環境つくりは万全。螺旋の回遊路から内外の景色も十分に楽しめた。
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◆ 鳥瞰阿蘇ジオパーク 眺望  曽我知克
熊本空港へ進入中、台風18号通過後のクリアーな空のお陰で、噴煙を上げる中岳などの山頂から外輪山まで、阿蘇ジオパークの広大さが写せたと思います。
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◆ まりちゃん  高張一司
夢配展の折に撮った写真を挿絵風にしてみました。
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◆ 好奇心 小間康嗣
かぶりつきで見つめる観客を主役に撮りました。
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◆ 薔薇の部屋 林美江子
家にあるものを使って撮り(帯・人形)作画。
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◆ 子猫のいたずら 月岡悦子
バラの花、花瓶、子猫を別々に撮り、子猫がバラの花びらにじゃれている様子を作画しました。
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◆ 心境 羽太皓
手も足も出ない心境を、ピエロと枯れたアジサイの花に託してみました。
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◆ 悪夢 松浦孔政
TV CMでおなじみのダイソンの掃除機より桁違いの吸引力掃除機(架空)を使った作品を作ってみました。
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◆ 秋と海鼠のファンタジー 寺村博行
むかし捕獲致しました海鼠を発掘しましたので、ここに出演していただきました。
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◆ それぞれの夏 髙橋洋子
暫くぶりのお台場の海辺は秋空なのに賑わっていた。この夏もそれぞれに楽しんで過ごした様子。
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◆ 秋模様 神鷹徹
秋の色を配してみました。
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◆ 佳き日 大嶋丁未子
原宿で結婚式に出会いましたが撮影を断られました仕方なくウインドーの人形を撮り絵画風にレタッチしました。
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◆ 母子 高橋玲子
ストレイトです。
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◆ 赤そばの里 向山康三
晩秋の静かな赤そば畑の光景です。
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◆ ジャンプ 小林紀夫
野毛大道芸で、長い「竹馬」を履いてジャンプするパフォーマンスを写したが、動感が不足しているのでフィルターを使い強調しました。
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◆ 新宿御苑の黄葉 佐々木茂
以前新宿御苑で撮った桜の黄葉です。版画調にしてみました。
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◆ 立回り 五嶋和夫
野毛大道芸の歌舞伎マジックの一場面、背景が寂しかったので歌舞伎座を借りてきました。
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◆ 展望台から 本山栄子
ランドマークタワーの展望台から撮りました。エンボスとカットアウトを使いました。
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◆ 夜のバー 千村道夫
ドブ板 の知り合いの店で、客がいないので撮影させてもらいました。
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◆ 往年の名車 田崎龍一
ルーマニアの片田舎にある野外博物館。往年の名車が朽ち果てるままに、展示されていた。
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◆ やんちゃ姉妹 荒島謙一
のびのび成長してる、七五三などどこ吹く風。マイペースの姉妹に乾杯!
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◆ 黄昏れ時 田中登美子
下水道路の夕陽の色が黄金で美しかったです。
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◆ 夢ごごち 中村孝太郎
日和、花も蝶々も柔らかな陽射しの中でのんびりと。
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◆ 居酒屋真壁 長尾勝利
路地裏の居酒屋をイメージして画像合成した。
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◆ 秋の磐梯山 西垣憲明
10月24日五色沼へ行く途中磐梯山が綺麗で回りも秋真っ盛りであった。
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◆ 赤い唇 多田正司
銀座の夜のショーウインドーに大きな口紅のポスターが飾ってあり、ネオンなどが窓に写りこみ魅力ある光景でした。ソフトを使ってより赤い唇を強調しました。
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◆ 妖怪 加藤慶治
川崎ハローウインでの写真です。目はご本人のコンタクトレンズで顔はありのままの写真です。化けて出てきたの印象にしてみました。
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◆ 谷中の笑吉さん 大木伊都子
谷根千を散策中に指人形笑吉(しょうきち)工房で作業風景や作品を撮らせていただき、指人形劇に笑い転げました。谷中はこんなご隠居さんが似合う町です。
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◆ 過ぎゆく秋の彩り 菅野俊雄
時の流れに過ぎ去る秋。 熟れ付いた果実や木の実の色、コスモス、ヒャクニチソウにとまる蝶の鮮やかな色など、秋の彩りの印象をアポフィジスの画像に撮った蝶を重ねてイメージしてみました。
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◆ 補足される通行人 渡利升秋
ショウウインドウのマヌカンの手がガラスに反映する通行人を捉える。
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◆ ストリート アート 堀田義夫
渋谷の街で見かけました。チョット異様なムードでした。
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◆ 田植え 高橋礼子
(カスタムシャープ)応用講座で教えて頂いたものを早速使ってみました。
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◆ 夕暮れのスカイツリー 橋本和成
隅田川沿いの対岸からアサヒビール本社の外壁に東京スカイツリーが映って見える場所がある。しかし、ツリーの先端部分が見えないので見えるようにしました。
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◆ 近頃、毎朝、眠い 池上晃
冬眠の季節が近づいて来ているせいでしょうか、近頃、とても眠たいです。会社にベッドがあればいいのになー
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by yumehaitatu | 2014-11-01 20:30 | 14年11月例会作品 | Comments(0)

やぶにらみ論法(86)   

   芽を摘ままれる
今年の「夢の配達人展」も終わった。そして多くの反響に接したがその中に、「チョットいじりすぎの写真もあった。何を目的として画像処理するのか見えてこないと、独りよがりになってしまうかも…」。
 もっともな指摘です。確かにフィルムからデジタルにメデイアが変わったことで、表現領域が大いに拡大され、表現者には福音をもたらした。その大きな要因はレタッチソフトの開発と進歩が大きな役割を果たしています。フィルムで写真を楽しんだ世界とは全く違った世界を目覚めさせてくれたのです。
 そうした流れを感じて本会を立ち上げたが、そのときの趣旨は「デジタルフォトの普及・啓蒙と、新技術の習得・研究」を謳い、共に育とうと「共育」を掲げました。
 ところがいちばんのネックは、デジタルフォトは、多かれ少なかれコンピューターに関する知識が要求されます。一般写真愛好家にとっては大きなハードルです。そこで活動の一環として「基礎講座」「応用講座」を創設し運用してきました。そうした中で会員の学習の結果が、「何を目的として画像処理するのか見えてこない作品…」という指摘につながったと思います。しかし私はそれでもいいと思っています。
 2012年8月号の「美術手帖」に、「いまインスタグラムが楽しい。インスタグラムはスマートフォンで撮影して、写真を共有できる無料アプリ」、と紹介されていた。写真版ツイッターといったところらしい。
 アップロードした写真に、見た人から、「いいね」とコメントがついたり、写真を使ったコミニュケーションを多くの人と楽しむことが魅力だというのです。そのように写真に対して世の中の受け入れ方に変化を来しているのです。これからも写真をメディアの表現領域は大きく変革されていくでしょう。
 いま現在は、情報メディア社会の変化に伴って誕生したデジタル技術で、アナログ写真をなぞるだけでは意味がありません。そこにレタッチというデジタルフォトならではの特質を取り込みたいのです。
 ところがデジタルフォトに関していえば、画像処理の有無と痕跡が主に取り上げられる。それはデジタルフォトをアナログ写真のネガとして論じる思考に由来するからだ。デジタルフォトを従来のアナログ写真の範疇で考えるからです。ここに前時代的な考えが内在しているのです。
 私はデジタル技術でアナログ写真をなぞるだけではない写真こそ、デジタル写真の名に値すると思っているし、社会のデジタル化は従来の写真の枠組みをも変化させるものであって、その枠組みを動かさずにデジカメやフォトショップを使ったからと言ってデジタルな表現とはいえないと思う。つまり画像加工の有無が、デジタルとアナログを分けるのではないのです。
 ただ、デジタル画像が生み出す新しい価値観を求めて、いろいろ試行錯誤したり、トライ&トライの段階で作者の迷いもあってよい。その結果が「いじりすぎ」の非難を浴びることもある。それはそれで仕方のないことだが、その非難に負けて、新しい表現領域獲得に挑戦しようとする精神にブレーキをかける必要はないのです。
 新しいことを始めれば必ず非難の対象になる。特に古くからアナログの世界に生きてきた人には、抵抗感が強い。「人は自分が理解できない事柄は、何でも否定したがる」あるいは、先輩や仲間から新しい芽を摘み取られないことだ。川柳に「前例がないと新芽を摘み取られ」というのがあるが、実に名句だ。
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by yumehaitatu | 2014-11-01 17:00 | やぶにらみ | Comments(0)