デジタルフォト研究会:やぶにらみ
2021-05-24T17:06:27+09:00
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夢の配達人展2023 10月3日~9日 mm21「みなとみらいギャラリー」で開催
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やぶにらみ論法 125 【たった一回の人生】 堀田義夫
http://yumehaitat.exblog.jp/32290866/
2021-06-05T00:01:00+09:00
2021-05-24T17:06:27+09:00
2021-05-24T17:06:27+09:00
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やぶにらみ
かかりつけの病院から、高齢者対策のワクチン接種の手続きをする為、来院するようにという連絡が入った。 【人間いつかは終わりが来る前進しながら終わるんだ】 詩人の坂村真民さんの作品です。全くそのよう に生き抜けたら理想通りです。 「じいちゃん天気がいいから散歩しようよ」と誘われて近所の公園に出かけました。 ところがチョットした段差を踏み外して転んでしまったのです。 周りには大勢の人たちがいたが、見て見ぬ振りをしていました。 自分に関わりのない出来事にはあまり関わりたくないという気持ちが湧くんだろう。 付き添っていた息子夫婦は慌てていた。当の本人は映画のコマ落としを見ているように、その光 景がしっかり焼き付いている。恰好悪かった。 思い当たることがあるんです。それは一瞬記憶が飛んでしまうことがあるんです。 テレビのニュースなどで、小学生の登下校の列に車が突っ込んだり、コンビニに車が突っ込んだ りといったニュースを耳にしますが、こうした現象を“肝性昏睡状態”というんだそうです。 気をつけよう!気をつけようと思っていたのに …。 近頃は過ぎ去ったことは訂正が効かない。だが これから迎える時間には間に合う。 そんな思いから。“たった一回の人生”を悔いのないように生きようと決意して本項をまとめよう としています。我が家が横須賀に住むようになって 55 年になる。長男が小児ぜんそくで転地療法を強いられたからだ。以来古い知人友人たちは折に触れて我が家を訪れてくれる、そうした長い付き合いの人たちは「まだ写真やってんの?」と訝る。 人の人生に、楽しむことはゴマンとあるのに写真を趣味に70 年が過ぎた。 そうした知人友人たちに得意げに横須賀の道案内を買って出ている。 『年をとっても人の役に立つ人生が送れたらと…』 と思うからだそうしたボランティア精神に支えられて、逆に自分には大きな活力になっている。人からみれば、つまらない趣味かもしれないが私には「たった一回の人生を謳歌し、見慣れた景色から意外な景色を発見する機会になっています。 数年前の流行語大賞に【ボヤーっといきてんじゃないよ、チコちゃんに叱られるから…】というのがあったがその通りだ。 私の古いメモ書きの中に【人は生きている限り時間に支配される。時間に追われながらも絶えず何かを探している。探しているものはある人は名誉や富であり、またある人は愛や夢である。そして平等に訪れる人生の夕暮れ、その時になって、探し求めているものがあまりにも多いことに気づく】と書かれていた。何をどんな気持ちで続きを書きたかったのか、 【たった一回の人生】無駄にしたくない。 「三笠通り」
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やぶにらみ論法 「ハッ!としたら写す」(124号) 堀田義夫
http://yumehaitat.exblog.jp/32197553/
2021-04-03T00:00:00+09:00
2021-04-01T15:44:45+09:00
2021-03-21T13:08:42+09:00
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やぶにらみ
コレクション画像の効用 皮肉っぽい川柳に「起きたけど 寝るまで特に用はなし」といった状態からやっと開放されそうです。〝人間いつかは終わりが来る 前進しながら 終わるんだ!〟 坂村真民さんの詩です。たった「1回の人生」だからと、後悔のないように終わりたいと目標にしています。ところが近頃〝フッ!〟と一瞬眠ってしまうことがある。 こうした状態を肝性昏睡状態というんだそうです。 テレビのニュースなどで、小学生の登下校の列に列に年寄りが運転していた車が突っ込んだり、コンビニに突っ込んだりするのも、肝性昏睡状態じゃないかと思ってしまうう。 自分流にこだわる 村上春樹さんという小説家がいます。毎年ノーベル文学賞にノミネートされるほど、実力派の世界的に有名な作家です。 その人は、普段自分の身の回りの出来事や、何らかのイメージを与えられた事柄は、短い文章にして印刷して保管しておくそうです。 衝動的に書き留められたそのメモ書きは、時間と共に熟成発酵して自発的に物語に発展する。と思っているそうです。 作品は予測や推論で書かれたものは、独創性に欠けて面白くない。 寓意性を尊重することで自由に書くことができて自分が無意識の世界や領域にアクセスすることが可能だと信じているというのです。だから、自分の作品でありながら、最後までどんな作品が生まれるか分からない。そうした偶然との出逢いの結果が作品なのだと言っています。 私も作品は「ハッ!」としたものから発展したものと思っていますので、必ず写しています。 掲載した作品は10年ほど前に仲間と愛知県常滑市の瀬戸物の街に行ったときに写したものです。私は「なるほどのこころ 八方に広がる」 というように写せればいい。この作品も見る人の感じ方が違うところに面白さがあると思います。
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やぶにらみ論法 「天才的パクリ」(123号) 堀田義夫
http://yumehaitat.exblog.jp/32106442/
2021-02-06T00:00:00+09:00
2021-01-18T13:06:50+09:00
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やぶにらみ
人の撮らないモノを撮る 近頃はその日の体調から、命と加齢という余命との戦いだと意識する様になった。 その日は仲間たちとの撮影会が行われる予定が組まれていた。 撮影会当日、立ちくらみがひどくて、息切れが激しい。撮影どころではなく、道端にうずくまってしまう始末。 仲間の一人が「もう少し先まで行くと先生の好みそうなモチーフがある、頑張りましょうよ」と励ましてくれた。 シート(原画)水族館
モチーフとなった被写体は漁港で漁具を覆っているシートでした。 私の体調を察知した親切心から、心配りしてくれたんだと思ったから仕方なく数枚シャッターを切った。私にとっては正直、余計なお世話だったのです。 天才的な剽窃 私が撮影しているの佇んで見ていたその写友は、「先生がこれをどう纏めるかが楽しみだ」と呟いたのが耳に入った。 おそらく、写友にとっては少なからず興味のあった被写体だったのでしょうが、どのように纏めようか迷いがあっただろうと思うんです。 その解決策として、仲間を利用するという事を思いついたんでしょう。もしそうだとしたら その挑戦に応じようと決意して、自分の学ぶ姿勢を検討しました。 作品が意味するもの 説明だけの写真はつまらない。 作品というものは、そこに行ったら、そうだった!という作者の感動と、そのメッセージが確実に伝わることが必要だと私は思っています。 ①:フォルム、色彩の調整から作業開始。フォトジェニック(写真的魅力)でありたい。 ②:①:の作業を終えて、見えてきたイメージを具体的なレタッチを検討します。 この作業が、自分流を見つける手法につながると思っています。 コレクション画像の出番 前項を実現させるために私がとっている手法は、経験という知的財産の活用です。 レタッチするのは「ただの画像いじり」ではない。奇抜さだけの画像と「創造的な画像」は紙一重です。 そのために過去に撮りためた遺産をコレクション画像として温存して活用することにしています。 そうしたコレクション画像を利用して、いままで意識しなかった世界や、気づかなかった分野と邂逅し、表現領域を拡幅すると信じているからです。 あなたがいるから頑張れる 写友の行為を勘違いしてうけとめ、 挑発的行為と受け止めたが、立ち止まって考えれば自分の学びの姿勢を再確認させてくれたのである、感謝する。やがて…(完成) 水族館
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やぶにらみ論法 「あなたがいるから…」(122号) 堀田義夫
http://yumehaitat.exblog.jp/31969105/
2020-12-05T00:00:00+09:00
2020-11-21T21:43:10+09:00
2020-11-21T21:37:21+09:00
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やぶにらみ
〝災い転じて福となす〟今朝のテレビの報道で、コロナ禍は第三波の突入が懸念されると伝えていた。こんなに長く、我々の生活習慣に禍根を残すとは思わなかった。 「やぶにらみ論法 120 号」で前会長の橋本和成さんが「災い転じて福となす」といった前向きな姿勢で対応し、ZOOMアプリなど新しいメディアを使って体質の変革を図ることを提案された。
PC分科会・応用講座で中心的講師を務めていただいている渡利升秋さんは、それを実践的に取り入れ、「共育」方針のカリキュラムに取り入れながら会員のレベルアップを図ってくれています。 そうした環境の中で気づいたことがあります。それは、会員から提出された原画に従って自分流の作品に作り替えるといったことをやるのですが、どうしても既視感のある作品や、パクリ作品という後ろめたさを感じるのです。
〝模倣万歳〟「写聖」といわれている山陰のアマチュア写真家植田正治さんはお弟子さんたちに「模倣を怖れるな、この世の中で模倣でないものがあったらお目に掛かりたい。」といって模倣することを奨励して指導していたそうです。
私もある意味ではそう思っています。人間が真似るということは、学ぶという転意語といわれています。言葉を理解するのも、人としての生活慣習や必要な行為、行動も真似ることから始まります。ただ模倣はそれを天才的に模倣することが大事です。世界的に知られる彫刻家、オーギュスト・ロダンですら「真似することを怖れるな!真似しようと思う前に真似する対象は体内を濾過する。スタイルや形の模倣はその前に自分の体内を濾過して選び取られるのだから…」、といっています。
〝いかに天才的に剽窃するか!〟2019 年 4 月、東京都庭園美術館の企画展で岡上淑子さんというアーチストの展覧会を大嶋丁未子さんとみにいきました。
日本にシュールリアリズムを紹介した美術評論家の瀧口修造さんに見いだされた現在 94 才の女流作家です。作品は自分ではなにも描かず、撮らず、既存の印刷物をちぎり、貼り合わせて創作していました。これらの仕事はコラージュと称され 1960 年頃大いにもてはやされました。
それから 60 年の歳月を経た昨年、古殿絹枝さんがライフの表紙をモチーフに制作した作品がデジ研の研究会に発表されました。私にはとてもまぶしく感じられました。
2019 年、JPA公募展で創作部門の金賞を射止めた永島明さんは日本画の屏風を思わせる構成のコラボレーションで人々の目を引きつけました。パブロ・ピカソはいいました。芸術に進化はない、あるとすればそれはバリエーションだ!と。
そうしたことを信じるのなら、高張さんの俳句、大木さんの書道や俳句とのコラボレーションはバリエーションを獲得したいという願望からだと納得する。こうして考えると、天才は天才的にパクっていることに気づく。 そうした切っ掛けを渡利講師は提供していると思うのである。だから、パクることに後ろめたさを感じることなんかない。堂々と〝パクリ文化〟を楽しめば良いと私は思う。こうした仲間たちに囲まれ、コロナウイルスに災いされ学び方の解決策として、リーダーの人たちや、それに共感し、協力している会員がいる限り、「あなたがいるから…」〝いかに天才的に剽窃するか〟デジ研の目指す方向性に間違いはないと自信を持って学ぼうではありませんか。
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やぶにらみ論法 「あなたがいるから…」(121号) 堀田義夫
http://yumehaitat.exblog.jp/31367480/
2020-10-03T00:00:00+09:00
2020-09-14T12:24:42+09:00
2020-09-14T12:24:42+09:00
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やぶにらみ
自分に素直でない自分がいる 励ましの贈り物 立ちくらみ、目眩(めまい)が激しくて日々の生活に不安があって,専門医の診療を受けた。 一寸変わった医者で、問診票がA4版に40例の症状が印刷され、それぞれが4段階に区分されいる。該当する項目にマーキングして提出するのだ。それが2枚ある。40例×4段階×2枚=160問を記入するのに40分もかかった。 2回目の診療の時も全く同じ,そして今日3回目の診療に行った。 先生は「どうですか?」ときくので、問診票を2度書かされてだけで、特に治療を受けていないので改善されたという感覚はありませんと答えた。 「堀田さん,失礼だがもう年も年ですし、立ちくらみや、目眩もあるのが当たり前、人によってその差があるのは,生活習慣に違いがあるからですよ。問診票から判断すると、こうした症状の軽減にあなたは努力をしないように見えますね。 私は医者ですから患者の悩みを癒やさなければならないのだが、患者が好まないことまでやってやろうとは思わない。だからこれで診察を終了しても良いんですよ。それとも「目眩のリハビリステップ」を実行するかね、と聞かれた。 論語に「まめやかに告げて善く之を導き、不可なれば即ち止む.自ら辱めらるる事なかれ」とあるが、このことはもし指摘を聞いてもらえなければ,ひきさがる。そうすれば自分の面目は潰れない。 医者は私のことを思っていろいろ言っているつもりだが、聞かされている私にそれを実行しようと気がないんだったら、やめるよと引導を渡されたのです。 「鎌倉花鎮め(はなしずめ)」という写真集が贈られてきました。著者は上園圭子さんという旧知の方です。「YOKOHAMAアフタヌーン」という個展を、25年前に相鉄ギャラリーで開き、写真集も出版した作家です。当時私は神奈川新聞の文化欄に展覧会評を寄稿していた関係で知り合いました。この人は当会で活躍している渡邊脩子さんとお友達でもあります。私が,渡邊脩子さんと昵懇になれたのも、彼女の出版記念パーティでした。今回恵与された画集も素晴らしく、見たモノを写したのではなく、作品から見た人が、なにを読み取るかゲームを愉しむかのような仕事でした。写と文章をコラボレーションした編集は、体調を理由に怠惰に生きている私に、大きな刺激になり、オレも頑張るぞ!という元気をもらいました。 同じ頃、大沢勇さんという方からも作品集が贈られてきました。[STAY HOME]と題されて散歩の折々に目にした[写真じゃない写真]を愉しんでいる気持ちが伝わってくる私には持ち合わせない感性の作品で大変勉強になりました。 そんな折にデジ研の西垣会長からメールを頂いたのですが、そこに添付された画像を見てそれを剽窃して作品化してみてもらいましました。褒められたので皆さんにお見せします。
初秋の浦賀水道
原画提供:西垣憲明 制作:堀田義夫]]>
やぶにらみ論法120 「災い転じて福となす」 堀田義夫
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2020-08-01T12:00:00+09:00
2020-07-19T22:16:31+09:00
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やぶにらみ
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やぶにらみ論法「叛逆老人」119号 堀田義夫
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2020-06-01T00:00:00+09:00
2020-05-19T18:12:55+09:00
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やぶにらみ
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やぶにらみ論法 118号 「あなたが主役」堀田義夫
http://yumehaitat.exblog.jp/31064458/
2020-03-07T00:01:00+09:00
2020-02-20T22:13:03+09:00
2020-02-20T22:13:03+09:00
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やぶにらみ
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やぶにらみ論法「初心に返って」 117号 堀田義夫
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2020-01-11T00:00:00+09:00
2019-12-18T18:33:28+09:00
2019-12-18T18:20:41+09:00
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やぶにらみ
飢餓羅漢
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やぶにらみ論法116 「私の学び方」 堀田義夫
http://yumehaitat.exblog.jp/30881936/
2019-11-02T12:00:00+09:00
2019-10-30T21:38:06+09:00
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やぶにらみ
それよりか、被写体に出逢って何かを感じて写し、机の引き出しにしまい込んでいつかそれらの写真がヒントになって作品を作るといったことを楽しんでいます。そうした行為を通して自分の無意識の領域にアクセスしたいと学んでいます。
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やぶにらみ論法115号 「自分の番・いのちのバトン」 堀田義夫
http://yumehaitat.exblog.jp/30738101/
2019-09-07T10:10:00+09:00
2019-08-13T10:14:02+09:00
2019-08-13T10:14:02+09:00
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やぶにらみ論法 114 学び上手 堀田義夫
http://yumehaitat.exblog.jp/30660111/
2019-07-06T12:00:00+09:00
2019-06-23T12:55:02+09:00
2019-06-23T12:51:20+09:00
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やぶにらみ論法「ときの流れに身を任せ」(113) 堀田義夫
http://yumehaitat.exblog.jp/30565715/
2019-05-04T12:00:00+09:00
2019-04-28T00:12:39+09:00
2019-04-27T23:54:42+09:00
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やぶにらみ
当時の風潮に刺激を受けて私自身も掲載したような作品を多く発表していた。似た傾向の作品では、アメリカの作家・ウルスマンがいる。もう50年以上前の話だ。 フィルムがメディアの主役であった時代はこうした作品をつくることは実に大変だった。
ところがメディアがデジタル化した現在ではそうした技術力は美術家・森村泰昌さんによって簡単に解決されてしまったと私は思っている。
1990年代に自演・自写による「女優になった私」という作品で登場したときの衝撃は忘れられない。 以来、私はデジタルフォトに身を投じた。 岡上淑子さんの仕事に多くのことを学び、その労力や技術力、発想の豊かさに圧倒された。 だが、それより私はこの50年間にメディアの進化がもたらしたデジタル化が表現者に大きな福音を与えてくれたことに感謝している。
1990年 森村泰昌
海浜の葬送 ]]>
やぶにらみ論法「老人力」(112) 堀田義夫
http://yumehaitat.exblog.jp/30402889/
2019-03-02T16:00:00+09:00
2019-02-07T16:37:32+09:00
2019-02-07T16:34:01+09:00
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やぶにらみ論法「いまさら…」(111) 堀田義夫
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2019-01-12T13:00:00+09:00
2018-12-30T19:04:41+09:00
2018-12-30T18:58:48+09:00
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