聞くは一時の恥  露出(ろしゅつ)  渡辺澄晴   

 カメラで撮影した画像の明るさは、シャッター幕が開いている間に画像素子が受けた光の量によって決まります。この量を「露光量」といい、絞りやシャッタースピードなどを調整して露光量を決めることを「露出を決める」といいます。これはあるカメラの使用説明書から引用した露出の定義です。
 普通の撮影ならISO感度を設定して、カメラをオートにセットしておけば、絞りとシャッタースピードは、適正露出になるように自動で決まります。しかし、全てはそうはうまくいきません。
 被写体には反射率が3%しかない黒いものから、90%も反射するものまで多種多様です。カメラはその中間値をとった18%の反射率を基準としているため、18%以上の反射率のものは露出不足になり、18%以下のものは露出過度になります。
 写真のような紅葉を、明るい空を背景に写すと、必ず露出不足になり、綺麗な色は望めません。このような時は露出を(+)に補正するか、露出機構をマニュアルにセットするなどして露出を調整します。
 このことはカメラの使用説明書に載っていますが、おそらくカメラを持って間もない方には、その露出の項目を読んでも何のことやら理解できないと思います。
 それには先ず写真のような明るい背景のものを撮ってみましょう。「なぜ、こうなるのか?」、「ならば、どうすればいいか?」。写真は失敗して覚えるもの、聞くは一時の恥。聞きましょう!聞いてください。
 作例は,(+2)に補正して撮りました。デジタルは多少の露出過不足はプリントの際、自分で簡単に補正することができます。
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by yumehaitatu | 2008-05-03 22:41 | 写真雑学 | Comments(1)

Commented by k at 2008-07-10 21:25 x
朝日新聞のインフォメーションで訪問させていただきました

この写真を写してるカメラとレンズが紹介されていませんが・・・
デジタル一眼ですとレンズ一つにしても、写りが違いますが・・・
シャッタースピードや露出も紹介されてへんやん・・・

この写真は、モノクロであえて18%に近づけて撮った?と思いますが
露出補正前と、後と掲載するのが分かりやすいと思うねんけど・・・

「写真のような紅葉を、明るい空を背景に写すと、必ず露出不足になり、綺麗な色は望めません。このような時は露出を(+)に補正するか、露出機構をマニュアルにセットするなどして露出を調整します。」
デジ一やとRAWで露出を(-)で撮って、フォトショで(+)で現像すればイメージ通りになるちゃうか?

「デジタルは多少の露出過不足はプリントの際、自分で簡単に補正することができます。」
「聞きましょう!聞いてください。」
って簡単に補正できるなら、聞かなくてもエエちゃう?

突っ込みどころ満載で、訪問してがっかりしました^^;

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