写真雑学67 エコノミークラス症候群 渡辺澄晴   

エコノミークラス症候群 渡辺澄晴             

狭い飛行機の座席に長時間座っていた乗客が、飛行機から降りた直後に倒れ病気の事。

私の知っている地方の写真仲間も今年に入ってこのエコノミークラス症候群で救急車を呼ぶ大騒ぎがあった。彼は飛行機内ではなく、自宅でデジタル加工に夢中になり長時間同じ姿勢で座って作業していたのが原因だったようだ。

大相撲5月場所の千秋楽。5月28日、新しく買い換えたマッサージチェアでマッサージをうけながらテレビを見ていた。ところが突然、マッサージの作動が停止、脚部のエアーマッサージ部に空気が入ったまま停止してしまった。かなり強い力で両足が固定され、何度も足を抜こうと試みたが抜けない。作動は停止したままで動く気配はなく、狭い飛行機の座席に長時間座っていた乗客が、機から降りた直後に倒れる病気。あのエコノミークラス症候群なら、時おり足を動かせば予防することができることを知っていたが、これは強制的に足が締め付けられている。電話で助を呼ぼうと思ったが電話は手の届くところにはない。こんなとき地震でも来たら・・まさにパニック。幸い日曜日は娘が掃除に来る日、期待を持って待つことにした。 待つこと1時間余。娘にコンセントを抜いてもらうと脚部の空気がスーと抜け、両足が自由になった。

改めてこのマッサージチェアの取扱説明書を見て驚いた。警告のトップに動かなくなったり異常がある場合はすぐに電源プラグを抜いて、ご購入先またはお客様窓口に点検、修理を依頼する。感電や漏電・ショートなどによる火災のおそれがあります。と記してある。  冗談じゃない!両足の自由を奪われた者が、火災や地震にどうして対処したらいいのか。

人命に関わる事故なのに。車ならリコールにあたいするはず。手の届くところにメインスイッチを設ければ解決するのだが、メーカー側には改造の意志はないよううだ。

いわゆるエコノミークラス症候群は注意すれば防げるが、この強制的なエコノミークラス症候群を防ぐには、使用前に説明書を熟読することだ。このマッサージチェアに関しては見るのもいや、私には凶器にしか映らない。もし1人で使用する時はくれぐれもご要人。

エコノミークラス症候群 を動かさずにいることで脚の静脈内の血液の流れが悪くなり血栓が発生する。肺に到達して呼吸困難や心肺停止状態を引き起こし、最悪の場合、死に至る。

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by yumehaitatu | 2017-08-05 17:00 | 写真雑学 | Comments(0)

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