やぶにらみ論法 102 8万時間を豊かに過ごす   

8万時間を豊かに過ごす102

 ある識者の説によると、20才で社会人になって定年まで勤め上げたとすると、そのトータルの時間は8万時間になるんだそうです。

 また、定年を迎えて84才まで生きたとすると、そのトータルの時間が8万時間だというのです。

いまは長寿社会になりました。仕事に一区切りついたら、残りの8万時間を自分で人生を設計して豊かに過ごせる時間にしたいと思います。

 私はその時間を有効に使うために目標を決めて行動します。その方法は自分を叱咤する意味を含めて新しい年を迎える度に、年賀状でその目標を宣言しています。

 宣言すれば、無理にでもその方向に自分を向かわせます。最近の5年間を振り返ると、

 ※ 2013年;

 あなたが、そこにいるだけで その場の空気が明るくなる あなたがそこに、ただいるだけで みんなの心が安らぐ そんな、あなたに私もなりたい (相田みつを)

金平糖にように角のある自分の性格をこの詩にある「あなた」のようにしたかった。

 ※ 2014年;

 過去を追うな 未来を求めるな いまなすべきことをしっかりとせよ(マハトマ・ガンジー)

過去の栄華を思ったり、未来のことを夢見ることをやめて、いま直面している問題を一生懸命やることだと、自分を叱咤するつもりで目標に掲げた。

 ※ 2015年;

 歳を取っても 人から必要とされる人間であり続ける努力をする (外山滋比古)

歳を取ると、何事もネガティブに考え行動する。60年を超す写真という趣味に飽きないのは写真が好きだから、飽きない道だから、いつも新しく、いつも生き生きして、人に頼られる存在でありたいと願う気持ちから宣言した。

 ※ 2016年;

 生きているうちに 働けるうちに 日が暮れぬうちに (相田みつを)

エンジンが古くなると、掛かりが悪くなる。それを警戒して、相田みつをさんの詩を念じ生活習慣に定着させる目標を掲げた。

 ※ 2017年;

 振り向くな振り向くな 後ろには夢がない(寺山修司)

いろいろのことなど知らなくていい。限りのないことだもの。それより一つのことをハッキリ知った方が良い。それは自分がなにをやりたいのか! ということを。

 だが、そうした目標は立てるのですが、どれもクリヤーできた訳ではありません。目標を立てて、それを遂行する手段としてやる。結果はどうであれ、やらないより、やった方がよいに決まっているからです。

 しかし考えれば、このことは自分の生きざまを飾るために知者・賢者の名言を剽窃して、小賢しく生きてきたことに気付きました。これは銀行から多額の借金をしながら、あたかも自分の財産と錯覚しているようなものです。

 これからは自分自身の預貯金で、身の丈に合った生きざまを心懸けなければならない。

時間の使い方は命の使い方だから…。残った時間を写狂老人はいま、「老いの花道」という表題で執筆中です。

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by yumehaitatu | 2017-07-01 17:00 | やぶにらみ | Comments(0)

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