創る楽しさ・見せる喜び 渡辺澄晴   


○参加することに意味がある
 「自信がない」「恥ずかしい」「作品ができない」等々、未だ研究会に作品を出さない方が大勢います。とにかくなんでもいいから思い切って参加してみませんか、加工しないストレ-トの写真でも結構です。ただ創るだけでは意味がありません。始めて大勢の目にさらすには勇気がいりますが、見せる楽しさを味わってください。いやだ!いやだ!と、いいながら、一度唄ったらマイクを離さないカラオケのような心理になるものです。「この作品酒の肴にしてください!」「笑ってください!」「貶してください!」と遊び心で送ってください。
 本会の目的は、デジタルフォトによる表現の創作並びにそれらの研究です。このことを軟らかく言い直せば、デジタルフォトによる創作と遊び心を持った有志の親睦の会でもあります。見せるスリリングをストレス解消に転換してください。その機会が作品展であり、毎月の研究会という機関です。

○馬鹿馬鹿しいが面白い
 研究会の集大成、夢の配達人2009も今年で第7回、60数名の参加でした。団体展の特長は、展示された仲間の作品を観賞咀嚼しながら、自己の創作意欲を刺激すること。つまり他人の作品の長所だけを盗むことです。「なんだこれ??馬鹿馬鹿しい!だけど面白いね!」デジタルフォトの楽しさの一つに、このような奇抜な発想による作品があります。しかし、その作品を講評しろと云うことになると話は別です。人生観・世界観に無知なので、作品を把握できず、
 的はずれの講評をすることも十分承知していますが、作者の意図が理解できなくも、結果が「・・・面白い!」「・・・綺麗!」などと鑑賞者側に感動するものが伝われば良しと都合よく考えています。
 と、云う訳で毎月の作品研究では、送られて来る力作に対し、随分勝手なことを言わせてもらっています。聴く側もあの2人(堀田先生と私)が何を喋るか、興味津々と耳をそばだててスクリ-ンを見ているのではないでしょうか。
 出品する作品には常に[馬鹿馬鹿しいけど面白い]というのが登場してきます。この[馬鹿馬鹿しいけど面白い]という作品は、作者それぞれの想像によって創作した、政治・教育・文化・など世相を風刺した力作で、「馬鹿らしさ」と、「面白さ」が調和した見ごたえのある作品で毎回驚きをかくせません。おこがましくも、その様な作品を講評という立場で参加しているのも、「馬鹿馬鹿しいが面白い」からで、とても楽しく有意義なひと時と感謝しています。
f0018492_21231953.jpg

by yumehaitatu | 2009-07-05 09:21 | 写真雑学 | Comments(0)

<< 雨にけむる 秋山定徳 比肩随踵 渡邉澄晴 >>